少林寺三十六房について [映画]
5歳になる甥っ子が空手を始めたと聞いて、昔見た『少林寺三十六房』という
カンフー映画を思い出してしまいました。
確か、私が小学生の頃(1980年代)に
洋画劇場かなにかでテレビ放送されていたと思うんですが、
何となく見た記憶はあったものの、
「なんか修行してたよな・・」
くらいしか覚えておらず、ほとんど内容は忘れていました。
ということで、
「よし、この際ちゃんと見ておこう」と思い、ネットで調べたところ、
AMAZONで廉価盤のDVDが千円ほどで売られていましたよ。
しかも「この商品を買った人はこんな商品も買っています」欄をチェックしてみると、
『続・少林寺三十六房』、『新・少林寺三十六房』なる商品があるじゃありませんか。
「続編出てたのね・・」
こちらも同じく廉価版DVDが出てたので3作まとめてポチってしまいました。
(まあ安いからいっか・・)
てなわけで、簡単ですが3作品を紹介します。
■少林寺三十六房(1977年:香港)※日本公開 1983年
記念すべき1作目で最高傑作でしょう。ショウ・ブラザーズ製作で
監督はラウ・カーリョン。
この時期のショウ・ブラザーズはたくさんのカンフー映画を作っていて、
”東洋のハリウッド”なんて呼ばれていたそうです。
監督のラウ・カーリョンもカンフー映画の重鎮と呼ばれている有名な人。
以降の続編も全てこちらが監督です。
そして主演はリュー・チャーフィー。(キリっとした男前です)
クエンティン・タランティーノ曰く「クンフー映画史上3本の指に入る」だそうで、
よほど好きだったのか、リュー・チャーフィーに『キル・ビル』出演のオファーをかけ、
実際に出演していました。
物語の内容はというと、
明が滅ぼされた後、清の時代の広東が舞台となっています。
主人公のリュー・チャーフィー演じるサンテイら学生達は反清復明運動に参加しており、
明の復興を画策しているのですが、そのことが清の将軍側に知られてしまい・・・
あとは、まあご想像通りの展開ということで。
ひとつ忘れてはならないことがありまして、日本劇場版では
「Shaolin Fighter(ショーリンファイター)」といういかした主題歌が挿入されています。
英語詞なのですが、日本人の山崎アキラさんという方が歌っているそうです。
もちろん廉価版DVDにも日本語吹替えが入っているので
聞くことができました♪
■続・少林寺三十六房(1980年:香港)
タイトルに続とついていますし、スタッフやキャストもほぼ同じだと思われますが、
リュー・チャーフィー演じる主人公がまったくの新キャラ、しかもお調子もの
という設定で、本来演じるべきサンダ和尚を別の役者が演じています。
内容も正直「うーん・・」といったとこでしょうか。
でも、建築用の足場を組む修行シーンや、後半に敵と戦うシーンは見応えがあり、
なかなかおもしろかったです。
たぶん日本では劇場公開されていないんじゃないですかね。
因に、『少林寺拳道』のタイトルでTV放送はされているらしいです。
■新・少林寺三十六房(1984年:香港)
こちらのほうが、正当な続編といってもいいんじゃないでしょうか。
主人公はシャオ・ホウという若手の役者ですが、リュー・チャーフィーがちゃんと
三十六房のサンダ和尚役で出ていました。
内容は、頭は悪いがカンフーの腕はピカイチの主人公フォン・サイヨ(シャオ・ホウ)が
いろいろと騒動を巻き起こします。
見かねた母親に少林寺に預けられるのですが・・・
ここでもほとんど言うことをきかないんですよ、この主人公は・・
夜な夜な少林寺から抜け出し、とあるきっかけで清の武官と仲良くなってしまいますが、
そこには清の罠が・・・
そんな主人公をあたたかく見守るサンダ和尚はもはや仏に見えてきます。
以上、
久しぶりにカンフー映画を見ましたが、すごく楽しめました。
これをきっかけに暇があったら別の作品も見てみようと思います。
カンフー映画を思い出してしまいました。
確か、私が小学生の頃(1980年代)に
洋画劇場かなにかでテレビ放送されていたと思うんですが、
何となく見た記憶はあったものの、
「なんか修行してたよな・・」
くらいしか覚えておらず、ほとんど内容は忘れていました。
ということで、
「よし、この際ちゃんと見ておこう」と思い、ネットで調べたところ、
AMAZONで廉価盤のDVDが千円ほどで売られていましたよ。
しかも「この商品を買った人はこんな商品も買っています」欄をチェックしてみると、
『続・少林寺三十六房』、『新・少林寺三十六房』なる商品があるじゃありませんか。
「続編出てたのね・・」
こちらも同じく廉価版DVDが出てたので3作まとめてポチってしまいました。
(まあ安いからいっか・・)
てなわけで、簡単ですが3作品を紹介します。
■少林寺三十六房(1977年:香港)※日本公開 1983年
記念すべき1作目で最高傑作でしょう。ショウ・ブラザーズ製作で
監督はラウ・カーリョン。
この時期のショウ・ブラザーズはたくさんのカンフー映画を作っていて、
”東洋のハリウッド”なんて呼ばれていたそうです。
監督のラウ・カーリョンもカンフー映画の重鎮と呼ばれている有名な人。
以降の続編も全てこちらが監督です。
そして主演はリュー・チャーフィー。(キリっとした男前です)
クエンティン・タランティーノ曰く「クンフー映画史上3本の指に入る」だそうで、
よほど好きだったのか、リュー・チャーフィーに『キル・ビル』出演のオファーをかけ、
実際に出演していました。
物語の内容はというと、
明が滅ぼされた後、清の時代の広東が舞台となっています。
主人公のリュー・チャーフィー演じるサンテイら学生達は反清復明運動に参加しており、
明の復興を画策しているのですが、そのことが清の将軍側に知られてしまい・・・
あとは、まあご想像通りの展開ということで。
ひとつ忘れてはならないことがありまして、日本劇場版では
「Shaolin Fighter(ショーリンファイター)」といういかした主題歌が挿入されています。
英語詞なのですが、日本人の山崎アキラさんという方が歌っているそうです。
もちろん廉価版DVDにも日本語吹替えが入っているので
聞くことができました♪
■続・少林寺三十六房(1980年:香港)
タイトルに続とついていますし、スタッフやキャストもほぼ同じだと思われますが、
リュー・チャーフィー演じる主人公がまったくの新キャラ、しかもお調子もの
という設定で、本来演じるべきサンダ和尚を別の役者が演じています。
内容も正直「うーん・・」といったとこでしょうか。
でも、建築用の足場を組む修行シーンや、後半に敵と戦うシーンは見応えがあり、
なかなかおもしろかったです。
たぶん日本では劇場公開されていないんじゃないですかね。
因に、『少林寺拳道』のタイトルでTV放送はされているらしいです。
■新・少林寺三十六房(1984年:香港)
こちらのほうが、正当な続編といってもいいんじゃないでしょうか。
主人公はシャオ・ホウという若手の役者ですが、リュー・チャーフィーがちゃんと
三十六房のサンダ和尚役で出ていました。
内容は、頭は悪いがカンフーの腕はピカイチの主人公フォン・サイヨ(シャオ・ホウ)が
いろいろと騒動を巻き起こします。
見かねた母親に少林寺に預けられるのですが・・・
ここでもほとんど言うことをきかないんですよ、この主人公は・・
夜な夜な少林寺から抜け出し、とあるきっかけで清の武官と仲良くなってしまいますが、
そこには清の罠が・・・
そんな主人公をあたたかく見守るサンダ和尚はもはや仏に見えてきます。
以上、
久しぶりにカンフー映画を見ましたが、すごく楽しめました。
これをきっかけに暇があったら別の作品も見てみようと思います。
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