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大橋純子&美乃家セントラルステーションについて [音楽]

1970年代の日本のロックグバンドが好きで、山下達郎さんの「シュガーベイブ」や
「はっぴいえんど」関連の音楽を聞きあさっていました。

それからの流れで達郎さんのソロ、大滝さん、細野さん、鈴木茂さんのソロも
聞くようになり、今でも愛聴盤になっています。

必然的にこれらが自分の中での”いい曲”の基準となりますので、
同じ年代や今のバンドも含めて、なかなかいいなと思えるバンドがいないんですが、
そんな中でも私がすばらしいなと思ったバンド
『大橋純子&美乃家セントラルステーション』をご紹介します。

まずはボーカルの大橋純子さんです。
レコード会社のオーディションを受けて、1974年に始めはソロでデビューしています。
とにかくこの方、歌がめちゃくちゃうまいです。そして声もいいです。

もともとバンドを組んで活動していたそうで、バンド指向が強かったんでしょう、
3作目のアルバムから『大橋純子&美乃家セントラルステーション』としてバンド名義で
アルバムを出すようになります。

バックバンドの美乃家セントラルステーションのメンバーは恐らく
スタジオミュージシャンで、後に一風堂でデビューするギタリストの土屋昌巳さんも
在籍されていました。

肝心の曲はというと
この時代のポップスに違いありませんが、なんといってもバンドメンバーで
コンポーザーである佐藤健さんの作曲センスが素晴らしく、アレンジも凝った音作りに
なっているため、今聞いてもまったく古くさくないんですよね。

70年代当時は「シンプル・ラブ」や「たそがれマイ・ラブ」のヒットで
割と人気があったらしいのですが、何年か前にガイド本で見るまでは
全く知りませんでした。

以下、『大橋純子&美乃家セントラルステーション』名義のアルバムです。

・RAINBOW(1977年)-シンプル・ラブ収録
・CRYSTAL CITY(1977年)-タイトル曲が最高です。
・沙浪夢 SHALOM(1978年)
・FLUSH (1978年)
・FULL HOUSE(1979年)
・HOT LIFE (1980年)

大橋さんご本人が、「ルーファス&チャカ・カーンみたいなバンドをやりたかった」
とおっしゃっていましたが、皮肉にもヒット曲の「たそがれマイ・ラブ」が
しっとりとした大人の歌謡曲だったため、そういうイメージが定着してしまったのが、
バンドとしてあまり成功しなかった原因かもしれません。


何年か前に『大橋純子&美乃家セントラルステーション』名義のアルバムは
CDで再発(リマスタリング)しておりますので、是非聞いてみてはいかがでしょうか。

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