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今月買ったCD(2015年12月) [音楽]

私、だいたい月1ペースでまとめてCDを購入していまして、
ジャンルとしてはソウルの再発ものとかレアグルーブ関連が多いですが
今月購入した5枚を紹介したいと思います。

・IRMA THOMAS:WISH SOMEONE WOULD CARE(1964 / Imperial)
アーマ・トーマスのアルバムを初めて購入しました。
ニューオリンズの歌姫と呼ばれた彼女のファーストアルバムだそうです。
ザ・ローリングストーンズがカバーしてヒットした「Time Is On My Side」の
オリジナルを収録。この曲はさることながらハチロクのバラッド達が心に染みました。
この後も何枚かアルバムを出されているみたいなので機会があったら
また聞いてみたいと思います。

・The Sylvers:Something Special (1976 / Capitol Records)
ディスコヒットしたキャッチーなダンスナンバー「Hot Line」収録。
アレンジャーとして活躍した"Leon SylversⅢ"率いる兄弟グループということで,
どの曲も息のあったコーラスワークを聞くことができます。
今年購入したグループの最年少、フォスター君のアルバム"Foster Sylvers"が
すごく良かったのでその流れで購入しました。

・Rasputin's Stash:Devil Made Me Do It (1974 / Gemigo Records)
レアグルーブ関連のガイド本に掲載されていて気になっていたアルバムで、
今月再発された(国内初CD化)ということで購入しました。
この"Gemigo"というレーベルはシカゴの"Curtom"傘下ということで
好きな人はそれだけで買いなアルバムみたいですね。
内容はフリーソウルっぽい曲やFUNK系の曲ありでノリのいい曲が多くて気に入りました。
 
・大宮京子&オレンジ:大宮京子&オレンジ(1980 / ポニーキャニオン)
Light Mellowの和モノ関連のガイド本に掲載されており、今月再発されたので購入。
仙台出身の6人組で、ポプコン経由でデビューしたグループみたいです。
こちらはこのグループ唯一のアルバムで、"林哲司"さんがプロデュースされている
ということもあり、この年代のアイドル歌謡を聞いているみたいに思いました。
ボーカルの大宮京子さんの声もあまり個性がない感じでなおさら
そう聞こえてくるんですよね。まあ"林哲司"さんのファンなら買いってとこでしょうか。

・The Beatles:Let It Be (1970 / Apple Records)
前から欲しかった"Mono Boxセット"を今年なって購入しまして、こちらに未収録の
Stereo版オンリーのアルバムです。
このアルバムだけ、色々あってあの"フィル・スペクター"がプロデュースしています。
ポールがオーバープロデュースだと言っていたのも分からんでもありませんが、
良い曲入ってますからね・・好きなアルバムです。
"Abbey Road"は先月買ったので、あとは"Yellow Submarine"と”White Album"を
購入しようかな。
 
 

 
 



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大橋純子&美乃家セントラルステーションについて [音楽]

1970年代の日本のロックグバンドが好きで、山下達郎さんの「シュガーベイブ」や
「はっぴいえんど」関連の音楽を聞きあさっていました。

それからの流れで達郎さんのソロ、大滝さん、細野さん、鈴木茂さんのソロも
聞くようになり、今でも愛聴盤になっています。

必然的にこれらが自分の中での”いい曲”の基準となりますので、
同じ年代や今のバンドも含めて、なかなかいいなと思えるバンドがいないんですが、
そんな中でも私がすばらしいなと思ったバンド
『大橋純子&美乃家セントラルステーション』をご紹介します。

まずはボーカルの大橋純子さんです。
レコード会社のオーディションを受けて、1974年に始めはソロでデビューしています。
とにかくこの方、歌がめちゃくちゃうまいです。そして声もいいです。

もともとバンドを組んで活動していたそうで、バンド指向が強かったんでしょう、
3作目のアルバムから『大橋純子&美乃家セントラルステーション』としてバンド名義で
アルバムを出すようになります。

バックバンドの美乃家セントラルステーションのメンバーは恐らく
スタジオミュージシャンで、後に一風堂でデビューするギタリストの土屋昌巳さんも
在籍されていました。

肝心の曲はというと
この時代のポップスに違いありませんが、なんといってもバンドメンバーで
コンポーザーである佐藤健さんの作曲センスが素晴らしく、アレンジも凝った音作りに
なっているため、今聞いてもまったく古くさくないんですよね。

70年代当時は「シンプル・ラブ」や「たそがれマイ・ラブ」のヒットで
割と人気があったらしいのですが、何年か前にガイド本で見るまでは
全く知りませんでした。

以下、『大橋純子&美乃家セントラルステーション』名義のアルバムです。

・RAINBOW(1977年)-シンプル・ラブ収録
・CRYSTAL CITY(1977年)-タイトル曲が最高です。
・沙浪夢 SHALOM(1978年)
・FLUSH (1978年)
・FULL HOUSE(1979年)
・HOT LIFE (1980年)

大橋さんご本人が、「ルーファス&チャカ・カーンみたいなバンドをやりたかった」
とおっしゃっていましたが、皮肉にもヒット曲の「たそがれマイ・ラブ」が
しっとりとした大人の歌謡曲だったため、そういうイメージが定着してしまったのが、
バンドとしてあまり成功しなかった原因かもしれません。


何年か前に『大橋純子&美乃家セントラルステーション』名義のアルバムは
CDで再発(リマスタリング)しておりますので、是非聞いてみてはいかがでしょうか。
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マイアミのTKレコードについて [音楽]

ソウル好きなら、知らない人はいないでしょう、
マイアミソウルの総本山『TKレコード』についてご紹介したいと思います。

TKレコードは1970年代に、George McCrae やKC & The Sunshine Band等の
ディスコ曲のヒットで名を挙げたレコード会社です。

本拠地はアメリカ、フロリダ州のマイアミ。
設立したのは白人のヘンリー・ストーンという方です。

このTKレコードは、傘下にAlston、Glades、Cat、Drive等、いくつものレーベルが有り、
所謂ベタなディスコ曲意外にも、ソウルファンが触手を伸ばすような作品がたくさん
リリースされているんです。

私がこのレコード会社に興味を持ったきっかけは、
『CHOCOLATECLAY』(1977年:Cat)の紙ジャケを買ったことでした。

数年前、某セコハン屋で目に付き、帯をみたところ、
”スティーブン・スティルス”プロデュースと書いていたのを見て、
「絶対いいに違いない!」とジャケ買いをしたのです。
(バッファローとかCS&N大好きだったもんで・・)

中身はファンク有り、AOR風のMellowな曲有りとすっかり気に入ってしまい、
聞き込んでいたところ、私の好きな”レアグルーブ”関連の書籍等でこのアルバムが
取り上げられていたこともあり、火がついた私は、

「同じレーベルから出ているものもいいに違いない!」と

今ではTKレーベル関連のCDをコレクションするに至った訳です。

最近は主要な作品はCDでリイシューされてますので、割と聞きやすくなっている
と思います。(未CD化の作品も結構ありますが・・)

以下おすすめアルバムの紹介です。

・ 『I Love The Way You Love』Betty Wright (1972年:Alston)
  -Clean Up Woman収録。どっかで聞いたことある?

・『Party Down 』Little Beaver (1974年:Cat)
  -タイトル曲につきます。ギタリストですが歌もいいです。

・『Friends and Buddies』Milton Wright(1975年:Alston)
  -Betty Wrightのお兄さん。Keep It Upが白眉。

・『A Fine Instrument 』Leon Debouse(1977年:Bold)
  -It's True It's You を聞くだけでも買う価値あります。素晴らしいです!

・『Spats』Spats(1978年:Good Sounds)
  -カッティングが小気味良いHot Summer Madness等、佳曲揃い。

※以上、全てCD化されています。

皆様も、秋の夜長にマイアミソウルを
聞いてみてはいかがでしょうか♪
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MOTOWNのグループ SWITCHについて [音楽]

私、ソウルミュージックが大好きなのですが、
数あるグループの中でも取り分け好きな、
『SWITCH』という男性グループを紹介したいと思います。

彼らは、1978年にMOTOWNからデビューしたオハイオ出身の
self-contained(自分たちで演奏を行う)グループです。

メンバーはGregory Williamsを中心に、Bobby DeBarge、Tommy DeBargeの兄弟や、
Phillip Ingram(James Ingramの弟)、Eddie Fluellen、Jody Sims等を加え、
結成当初『WHITE HEAT』と名乗り、 バリー・ホワイトのプロデュースで
1975年にRCAから1枚アルバムを出しています。

その後、どいうわけかジャーメインジャクソンと出会うきっかけがあり、
MOTOWNのオーディションを経て、彼のプロデュースのもとセルフタイトル
『SWITCH』でデビューします。

グループ名の由来について、
MOTOWNのオーディション時にはまだ名前が決まっておらず、
グループの演奏を見た女性関係者から、
「あなた達みたいに、楽器をスイッチするグループはみたことがないわ」
と言われたのがきっかけだそうです。

このグループの魅力といえば、
Bobby DeBargeの繊細な超高音ファルセットと、
Phillip Ingramのツインボーカルで、両者が交互に絡み合う「I Wanna Be With You」、
「I Wanna Be Closer」(共にファーストアルバム収録)等の曲は、その魅力を
存分に知ることができます。

SWITCH名義では、MOTOWN傘下のGordyから5枚のアルバムと、
その後Total Experienceに移籍してから1枚のアルバムを出しており、
何年か前に一気にCD化されました。

そのタイミングで私も聞くに至り、すっかりハマってしまった訳です。

収録曲は大半が彼らの自作曲で、バラードからファンクナンバーまで
飽きさせない内容になっております。(特にBobby作の曲は素晴らしい!)

簡単にアルバムのディスコグラフィーを紹介します。

・SWITCH(1978年:Gordy)
・SWITCHⅡ(1979年:Gordy)
・Reaching For Tomorrow(1980年:Gordy)
・This Is My Dream(1980年:Gordy)
・SWITCH Ⅴ(1981年:Gordy)
・Am I Still Your Boyfriend?(1984年:Total Experience)

※現在、5枚目の「SWITCH Ⅴ」のみ未CD化です。

興味のある方は是非聞いてみて下さい♪

因に、Bobby DeBargeの他の兄弟達も同じくMOTOWNから『DeBarge』として
デビューしております。(こちらも素晴らしいですよ♫)






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